2023年度も終わりが近づいてきました。各学校では、年度末反省の会議を行っているころだと思います。知教労の会議でも来年度のことが話題になっています。
2023年度はコロナ感染症の5類移行で、3年ぶりに以前の体制に戻った年でもあります。しかしながら、タブレット関係などコロナ禍で増えた仕事はそのままに、行事などを以前の体制に戻そうとする動きが各校で見られます。働き方改革?以前に、法律はどこに行ったのやらという話も聞こえてきます。
部活動については、未だにやめない南知多町を除き、小学校では廃止。中学校も平日は17時まで、あるいは16時45分までという学校も増えるなど改善も見られます。しかし、来年度には中学校部活の地域移行(当面は週末のみ)も予定されているはずですが、動きが見えてきません。
民間企業では、運送業界等で、時間規制が強化されます。また、最近は営業時間を短縮する店も増えています。しかし、学校ではそういう話はなかなか進みません。
児童・生徒には「積極的に発表しなさい」と指導している教員は多いと思います。我々教員もおかしいと思ったら発言し、改善に向けて意見を出すこと、これは必要ではないでしょうか。それ以前に「法律が守られていない学校」はすぐに改めるべきでしょう。
年度末反省、そして4月当初の会議でおかしいところは正していかないと1年間ブラックな職場になります。
平成30年2月5日に「なお、労働基準法上、休憩時間は明確に割り振られているものです。したがって特別な事情がない限り、校長が教職員に対して休憩時間に勤務を命じることはありません」と県教委が通知を出しており、現在でも有効であることを愛教労が確認しています。(勤務時間については給特法で明示されています。)
守られていない学校があれば、知教労までご相談ください。
これから順次異動の話も出てきます。おかしいと思ったら知教労へご相談ください。下記「市町教育委員会との話し合い」で各市町の状況も知ることができますのでぜひご覧ください。
2024年2月18日
忙しい日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。11月下旬に知多半島内に勤務する教職員の方に知教労ニュース等の資料を郵送させていただきました。もし、欲しい方で届いていないという方がいらっしゃいましたら左下の送り先にメールをお願いします。
さて、郵送資料には勤務先の市町について話し合い資料を同封していますが、来年度の異動に向けて、他市町の状況を知りたいというご意見もいただいておりますので、「資料室」知多5市5町の話し合いの記録を掲載しています。ぜひ、参考にして、今後の異動に生かしてください。
ご質問・ご相談などありましたら、知教労組合員または、左下記載の連絡先へお知らせください。日常業務、勤務条件における悩みから、パワハラ等まで知教労役員が幅広く相談に対応し、必要があれば学校長や教育委員会に対して交渉・話し合いを行います。
2023年12月8日
皆さんの学校では、休憩は取れているでしょうか。学校教員の仕事が「ブラックだ」と言われる要因の一つは、休憩時間が取れないことだと言われています。
残念ながら教員と同じく長時間勤務をしている会社は(違法ですが)世の中に見られます。しかし、休憩時間が取れない会社というのは、そこまで多くはないのではないでしょうか。
教員の場合は「給食指導」であり、昼食は取ることができるものの、その時間は常に学級内に気を配る必要があります。ですから、それは休憩ではなく勤務です。そのため、多くの学校では児童・生徒の昼休みに休憩時間を15分設定しています。しかし、厚生労働省も労働から離れることを休憩としていますから、児童・生徒の対応が必要なこの時間は休憩とは言えません。(手待ち時間)
労働時間・休憩・休日関係|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
また、残り30分は夕方にあります。学校により、16時前後から30分となっています。
中学校の場合は、生徒が在校し、多くの教員が部活指導に当たっています。これは業務ですから、物理的に休憩は不可能です。
では、小学校はというと、南知多町以外では部活が廃止されましたので、何もなければ、遅すぎる時間帯とはいえ休憩は取れます。しかし、現実は保護者対応や、次の日の準備や事務作業にとどまらず、休憩時間に会議や研修(いわゆる現職教育)が設定されているケースがあります。
いずれにしても、ほとんど休憩が取れていない学校が多いのですが、県教委からは平成30年2月5日に通知が出されており、「なお、労働基準法上、休憩時間は明確に割り振られているものです。したがって特別な事情がない限り、校長が教職員に対して休憩時間に勤務を命じることはありません」と記載されています。(本年度の愛教労と県教委の交渉においても休憩時間は確保する必要があることを確認しています。)実態はどうでしょうか。それとも、部活や研修をしながら休憩ができる方法があるのでしょうか。
2023年11月7日
知教労では、知多5市5町の教育委員会と毎年話し合いを行っています。市町教育委員会は各市町において独自の教育を行うことができるほか、教員を増やすことも可能です。(知多管内以外では実例多数)また、服務監督は市町教育委員会の責任となっています。
つまり超過勤務が起きないように校長を指導する責任は市町教育委員会にあるのですが、実態はどうでしょうか。市町教育委員会との話し合いの詳細は11月中に、知多半島の小中学校に勤務される教職員の方に郵送する予定です。
各市町村との話し合いで、相変わらず超過勤務が減らないこと、休憩時間が取れていないこと、またそれを正しく記録で来ていない学校が多いこと、ICT活用による大幅な負担増、コロナ下で中止された行事の復活による多忙化をはじめとして、現場で起きている諸問題を話し合いました。
今後、愛教労を通じて県教委や校長会との交渉も進めていく予定です。
過年度のものは当WEBの「資料室」にありますので、ぜひご覧ください。
2023年10月23日
※一部ファイルが欠落していました。追加修正しましたのでぜひ、再度ご覧ください。(知教労ニュース353号(10月号)に掲載した記事の詳細です。
皆さんの学校では「働き方改革」は進んでいるでしょうか。「働き方改革」と言われますが、実際は「(校長の)働かせ方改革」です。学校教育の世界では、法律上校長にかなりの権限が付与されています。反面、守らなければいけないことも多いのです。
特に勤務時間や休憩時間については、法解釈にぶれはなく、給特法によって、緊急時・職員会議等の例外を除けば勤務時間外の職務命令は違法とされています。(残業代を支給しないため)また、命令を伴わずとも、在校時間の超過上限は文科省指針で月45時間・年360時間と定められています。 2023年10月22日
暑い日が続きますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。最近、北海道伊達市において小学2年生が体育の授業後亡くなるということが起きました。かつて、愛知県では同様な事案が発生しましたが、涼しいと言われる北海道での話、驚いた方も多いと思います。
以前は水を飲むなという指導が横行しましたが、今や水分補給は当たり前にされている中でのことです。暑い時期の運動については、より慎重にならなければいけないと感じました。(水を飲むだけでは不十分で、体を冷やさなければ熱中症は防ぎにくい)
当サイトでは随分前から、暑さ対策について記事を書いております。また知教労として、教育委員会等にエアコン設置を求め続けた結果、今や多くの教室にエアコンが標準装備されるなど環境が改善されました。小学校部活も多くの自治体では廃止されました。多くの小学校では暑い日の体育は中止するケースが増えてきています。
しかし、未だに中学校では暑い時期に、部活や関連する各種大会が行われています。教員向けの体育研修も夏休みに行われる場合もあります。また、お盆明け早々に出校日を設けている学校も多いです。(なくす学校も出てきています。)
2019年6月28日付け「学校における働き方改革の推進に向けた夏季等の長期休業期間における
学校の業務の適正化等について(通知)」(文科省)では、
閉庁日の設定、各種研修の精選や簡素化、部活大会の精選を行うように求めていますが、現場の実態としては不十分です。特に夏休み1か月前を切ってから研修の追加、変更が行われるケースも散見されます。これは働き方改革以前に計画性に問題があるのではないでしょうか。(初任研等の法定研修は、規模が大きいにも関わらず4月中に日程が確定しています。)
法律上は、いつでも年休を取ってよいはずの教員ですが、実際は夏休みくらいしか十分に取れません。夏休みに年休がある程度取れたでしょうか。超過勤務・休憩時間の業務に対しての割り振りを消化できたでしょうか。この機会に見直してほしいものです。また、年休が取れない、割り振りがされない、取れない等ありましたらぜひご相談ください。
(※愛知県教委は県教委交渉にて、超過勤務等については適切に割り振るように、休憩時間は校長が取得させるように言っています。)
2023年8月23日
参考(文科省)学校における働き方改革の推進に向けた夏季等の長期休業期間における学校の業務の適正化等について(通知) (mext.go.jp)
参考(熱中症についての記事)
6回の水分補給 水筒はほぼ空 熱中症疑いで女子児童死亡 屋外の体育授業を休止 北海道伊達市(STVニュース北海道) - Yahoo!ニュース
いつも当WEBをご覧くださいましてありがとうございます。当WEBでは知多地方の教員の働き方や、学校における問題点などを紹介しています。
しかし、もっと情報が欲しいという方もいらっしゃると思います。そこで登場するのが「愛教労」(愛知県教職員労働組合協議会)。知教労と同じ考えの団体が集まって組織した県域団体です。つまり、県内全域をカバーしています。(県教委との交渉も行っています。)愛教労が出しているニュースを見ると、より知識が深まると思います。ぜひご覧ください。
県内全域に関係する内容・県教委との交渉で得た情報・他地域の情報など満載です。
リンク:愛教労ニュース
暑い日が続きますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。やっと1学期の残務も終わり、年休取得を少しずつとっている人、あるいは2学期に向けて準備に邁進している人、そしてひたすら部活指導に打ち込んでいる人もいるかもしれません。気になるのは、ここ3年ほど続いたコロナによる各種制限が解除になり、以前のような活動が復活したことです。
山形県では、部活帰りの中学生が亡くなってしまいました。報道を見る限り、水分補給なども十分に配慮されていたようですが、それでも悲しいことは起きました。日直で校舎内を少し歩くだけでも汗だくになる暑さの中、どんな対策をしても十分ではないのかもしれません。
知多半島の小学校では、暑さ指数(WBGT)に基づいて、暑い日は体育や外での活動を中止する学校が増えてきました。しかし、中学校はというと部活優先で、なかなかそこまで至っていない学校が多いと聞きます。
WBGT28~31度(厳重警戒・気温31~35度相当)では「熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。」
WBGT31度以上(危険・気温35度以上相当)では「特別の場合以外は運動を中止する。特に子どもの場合には中止すべき。」
環境省では、知多半島内では大府と南知多について1時間おきに調査し、WEBにて公表しています。朝10時の段階で7月の多くの日では、WBGT28度を超えていますから、外での運動は困難です。(激しくない運動部活動はないですから)
大府市のWBGT(環境省)
南知多町のWBGT(環境省)
そもそも「暑いから夏休み」のはずです。当たり前ですが、運動場にはエアコンはないのですから、WBGT28度を超える酷暑の中、生徒の安全を考えれば、外で部活をするのは不可能ではないでしょうか。教員自身の命もかかっていることを忘れてはいけません。
今一度、なぜ教室にエアコンが付くようになったのか、思い出したいところです。事後の対応としては、「教員の熱中症に対する知識不足」とされ、豊田市の教職員に対し研修が課されたようです。(2019年)
参考:https://www.asahi.com/articles/ASM3543HXM35OBJB003.html
<参考資料>
環境省サイトhttps://www.wbgt.env.go.jp/
Yahooニュース(山形で部活帰りの中学生が死亡)https://news.yahoo.co.jp/articles/f0d6b1fc0fd58503cb7eedb53d54275e0ce77e26
大阪府箕面市では28度以上の場合、屋外での運動は中止
https://www.city.minoh.lg.jp/edushien/houdou_necchusho.html
2023年7月31日
5月から6月にかけて、多くの小学校では運動会が実施されました。近年は運動会については、コロナ対策もあり縮減され、比較的働き方改革でも進んでいるほうかと思います。
多くの学校では
・午前中実施により、全体の縮小が図られたこと。
・練習時間のかかるダンスなどの削減により、練習時間・準備時間が縮小され、結果的に授業や勤務時間へのしわ寄せが減りました。ここ十年で数少ない改善事例です。
反面
・いまだに準備が時間外中心の学校があること(学校行事ですから勤務時間内に行うべきものです。)
・保護者のためといい、やたら早朝に出勤を求める学校があること。7時以前に実施の可否を決める必要があるでしょうか。本来は通常の勤務時間内で準備から行うべきものです。
・明らかに翌日雨天にも関わらず、中止決定は当日という学校。
前日早い段階で決めれば、無駄な仕事が減ります。これは普段の台風についても同様です。
運動会秋実施の学校、あるいは、キャンプや学習発表会でも、時間外に仕事をしなくてよいように検討を重ねてほしいものです。(キャンプは性質上、時間外になりますが、割り振りがしっかりされているでしょうか。バス移動中の休憩は不適切です。)
保護者のため、子どものためなら、労働に関する法律は守らなくていいのでしょうか。それこそ不祥事です。そこまでして行事を充実してほしいと思っている保護者はどれだけいるのでしょうか、再考を願いたいものです。
「学校訪問」を最大の行事と位置付けている学校も多い気がしますが、これはどうなんでしょう。意義はわかりますが、もう少し児童生徒に直接関わることにエネルギーを使いたいものです。(「学校訪問」は、働き方改革から一番遠いのです。なぜでしょう?)
担任の確保すら十分できていない学校も見られる中、業務の精選は急務ではないでしょうか。この状況は最終的には子どもの不利益につながるのですから。
2023年6月19日
新学期が始まりはや2か月。新任、異動された方もようやく職場に慣れてきたころでしょうか。5月には「5類移行」によりマスク着用推奨をやめるなど、コロナ前の日常を取り戻す動きが活発になっています。
日常が戻るということは大変良いことですが、それに伴って、仕事量も加速度的に増えており、コロナ前の過労死水準多数の世界に戻りつつあるとも言えます。
教職員の勤務実態調査も文科省から出されました。
1日当たりの在校時間は、小学校10時間45分、中学校11時間1分です。(※但し10月11月ですから、教員にとっては閑散期にあたります。)これは月で見れば70時間程度の残業に相当し、過労死ラインスレスレが普通の教員の姿となります。
<文科省>教員勤務実態調査(令和4年度)【速報値】について(概要) (mext.go.jp)
また、他の業界と比べて深刻な問題は「休憩時間が取れていないこと」世の中には「ブラック企業」と呼ばれる会社もたくさんありますが、ここまで休憩時間が取れない職場は少ないようです。
知教労組合員のいる職場では、休憩時間や時間外に勤務した場合は「割り振り」をするように要求し、多くの職場で実現していますが、仕事が減るわけではないため、この対応だけでは不十分であると考えています。やはり人を増やすか仕事を減らすしかありません。
※多くの学校で、昼放課に休憩が設定されていますが、これは法律的に「手待ち時間」といえるためアウトです。せめて割り振りされるべきです。(※夕方についても部活がある中学校は同様アウトです。部活しながら休憩はできませんから。)
<参考資料>校長先生でなくても参考になります。
「~公立学校の校長先生のための~やさしい!勤務時間管理講座」:文部科学省 (mext.go.jp)
教員を増やすことは市町村教委でできます。(予算を通す必要がありますが、行政職員の数倍の超過勤務を知ってほしいものです。)仕事を減らすことは校長ができます。本気で良い教育をしたいなら、最優先ですることではないでしょうか。本日は「時の記念日」です。時間とは何かじっくり考え、大切にしたいものです。
2023年6月10日
知教労は、3月21日に第32回定期大会を開催しました。この大会を受け、市野執行委員長が「知教労ニュース」4月号で談話を発表しました。
新たな「戦場」を生まないために
深夜1時、対面の若い先生は床にしゃがみこみ、椅子を枕にして力尽きていた。同じ島の端では、ベテランの先生が机に突っ伏して眠り込んでいる。私は思う「ここは戦場か!?」私が知教労に加入した当初、月間200時間超過勤務をこなしていた頃の(当然、周囲には同じような勤務実態の先生だらけだった)、およそ10年ほど前の職員室の光景である。数年後、電通の高橋まつりさんの過労自死が起きた。「もう体も心もズタズタだ」「毎日次の日が来るのが怖くて寝られない」彼女はツイッターにそうつぶやき、自ら命を絶った。
「教え子を戦場に送るな」をスローガンに私たち教職員組合運動は始まった。しかし今、「送るな」と訴える教職員たちは、「戦場」を想起させるような過重労働の学校現場で働き、教え子たちを「ブラック企業」という現代の「戦場」に、既に送り込んでしまっているのではないだろうか?ウクライナの実際の「戦場」では、日々街が破壊され、人々が殺され、子どもたちが連れ去られ、その終わりはいまだに見えない。「明日を今日と同じく、平穏無事に生きることができる」そんな当然の権利すら享受できないのが「戦争」であり、それが「戦争は最大の人権侵害」と言われるゆえんだ。
翻って、私たちは日々、私たちが享受すべき「当然の権利」を守ることができているだろうか?「8時間働いて人間らしい暮らしを送る権利」「間違ったことを『おかしい!』と意見表明する権利」「外部からの圧力に屈さず自由な教育を行う権利」等々‥‥。
「戦争は最大の人権侵害」であるならば、そのような、私たちの身近にある当然享受しうる権利の一つひとつが徐々に奪われた結果、究極的に行き着く先は「戦争」以外に考えられない。
知教労は、「子どもと教職員の人権を守る」を標榜し活動している。私たちは、自分自身のためにも、未来の子どもたちのためにも、「当然の権利」を守るために闘い続ける。新たな「戦場」を生まないために。そして新たな「戦場」に教え子を送らないために。
2023年4月10日
知多地方教職員労働組合 執行委員長 市野 司
2023年4月24日
知教労では定期的に代議員会を開催し、各地域の情報交換を行っています。初回の代議員会では役員・支部体制の確認を行った後、各市町の様子、新学期の動きについて情報交換を行うことができました。
主に話題になったこととしては
・勤務や休憩時間が適切ではないこと
・入学式が早すぎて事務時間が足りないこと
・タブレットに関わる業務増加
・給食事務など、本来教員が行う必要のない業務による負担
・教育に穴が開く問題(教員不足)
などです。
改善された点もいくつか報告されました。
・知教労が求めてきた部活負担の軽減が進んだ学校が増えてきたこと(中学校でも17時最終下校の学校が増えてきました。)
・水泳の民間委託の増加(小学校)
・知教労組合員の発言による負担軽減(授業時数・現職教育等)
4月1日には、知多半島小中学校の全校長にあてて、働きやすい職場になるよう文書で求めています。このままでは人手不足はますます進みます。魅力ある職場作りには、まずは勤務時間を守ることから始めたいものです。
知教労では、それぞれの職場で組合員が校長に対して働きやすい職場になるよう求めています。それでも改善しない場合は、知教労役員や、加盟している愛教労役員の支援を得て交渉・話し合いを行っています。長時間労働、過重な負担、パワハラ等ありましたら、知教労にご相談ください。心を病んでからでは遅いです。気になった段階、辛いと思った段階で、まずはご相談ください。
<Mail>
2023年4月9日
3月21日、知教労の大会が開催されました。1992年1月の第1回大会で組合結成を宣言して以来、今回が第32回の定期大会です。
大会では、執行部から今日の情勢や2022年度活動総括が報告されました。組合員の投票で新執行部を選出、続いて
1. 生活と権利を守る
2. 子どもの権利条約・憲法・教育基本法に基づく民主教育確立
3. 平和と民主主義,国民的課題実現
4. 組織の拡大と強化
という活動を柱にした運動を展開するという2023年度の活動方針を採択しました。どの議題にも意見がたくさん出て、例年にもまして活発な討議が行われました。
新しく選出された市野司(いちのつかさ)新委員長を中心に、この日から2023年度の新たな組合活動がスタートしました。
多くの教職員、働く仲間と共に歩んでいきたいと思います。
2023年3月21日